2023年6月27日火曜日
6月26日(月)4年3組で研究授業 「基礎基本を身につけ、自ら学び、伝え合う子どもを育てる」~読み取り・聞き合える子どもをめざして~
6月26日(月)4年3組で研究授業を行いました。教科は国語、単元は「走れ」です。前時までに、物語の内容はおさえた上で、何度も音読をしっかり行っていました。今年の伯太小学校は、昨年度の全国学力状況調査の問題を自校で採点した時に、読み取る力を子どもたちに身につけさせなければならないという熱い思いと和泉こはく学園共通の取り組みで「温かく聞き合える」ということの2点を重点に授業改善に取り組んでいます。
今日の授業のめあては、「物語の山場をみつけよう」です。登場人物の中でも中心人物ののぶよの気持ちの変化するきっかけとなったのはどの部分かを考え発表できるかです。
まず、自分で考える時間が与えられました。ワークシートに教科書の本文から抜き出し書き込んでいきます。次にどうしてその部分だと思うのか理由を書きます。
隣の人、後ろの人の考え聞いて自分の考えを確かめていきます。
ここでの話し合いが重要です。日頃から子ども同士がつながっていると話し合いが深く進みます。関係が希薄だとなかなかいい話し合いにはなりません。
この過程の中で、教員の声掛けやしかけが大切になってくるわけです。このクラスでは、おおまか話し合いはできるようになっています。その話し合いがもっともっと深まっていくようになれば本物です。
研究授業終了後に、教員全員と市教委の指導主事の先生と一緒に研究討議会をもちました。指導主事の先生からGIGA端末を活用することで、時間を有効に使えること、友だちの考えを共有しやすくなる等の指導・助言をいただきました。先生方からも様々な意見や助言が出されました。
伯太小学校では全学年で研究授業を1回ずつ実施します。そして、全員で研究討議会をもち、話し合い、授業改善をめざしていきます。