2024年1月17日水曜日
避難訓練をおこないました。地震想定 ~和泉保育園児も避難訓練~大丈夫だよ、ようこそ伯太小へ~
今日は1月17日です。この日は29年前に阪神淡路大震災が起こった日です。今年は1月1日に能登半島地震が発生して200名以上の方がお亡くなりになっています。その被害は甚大で、多くの方が今も避難生活をされています。謹んで哀悼の意を表しますとともに、心からお見舞い申し上げます。
さて、伯太小学校では休憩時間の10時35分に地震が発生した想定で訓練を実施しました。地震が発生して、しばらくして家庭科室から出火して、全員が運動場へ避難する計画です。
運動場で遊んでいる子たちは、遊ぶことをやめて運動場の中央付近へ集まります。
続いて校舎内から運動場へ避難してくる子たちと合流です。
今日の避難訓練で全員の安全確認が終了するまでにかかった時間は3分44秒でした。子どもたちには「おはしもて」を合言葉に避難するように指導しています。お→おさない、は→走らない、し→しゃべらない、も→もどらない、て→低学年優先。
今回、ちょうど帰省で石川県へ帰っていた教員がいたので、その体験談を話してもらいました。「大人は子どもを守らないといけないとわかっていても自分の身を守ることに精一杯だったこと、子どもには呼びかけるくらいしかできなかった。」と証言してくれました。自宅にもひび割れができたそうで、そして「今でも両親や祖父母、友だちのことが心配だけれども、自分は伯太小学校のみんなにこのことを伝えることが大事、みんなと勉強することが大切と思って、今こうして伯太小学校にいます。」その話に子どもたちは真剣に耳を傾けていました。子どもたちには、今日必ず家族の人と避難訓練の話をするように伝えてあります。
【避難訓練終了】
伯太小学校の避難訓練が終わる頃に、和泉保育園児が伯太小学校に避難をする訓練のためにやってきました。大丈夫だよ!ようこそ伯太小学校へ
小さな園児たちは、すぐに和泉保育園へと帰っていきました。年長の3クラスは、地域の避難場所になる体育館の中で、少しお勉強と体験です。お話が終わってから防災備蓄倉庫を見学してもらいました。